【代表メッセージ】感謝する心が人を成長させる【人間力向上№55】
- 西里喜明

- 6 時間前
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~周りの関わりのある全ての方々に心から感謝する謙虚な心が人を成長させる~
数々の筋書きのないドラマを作り、高校野球ファンのみならず多くの人々に感動を与えた夏の甲子園大会が終わった。優勝したチームの強さもさることながら、一生懸命さ・ひたむきなプレイに心を打たれ、さらに球児たちの「監督をはじめチームメンバー、ご両親・家族、支えてくれたすべての方々に対する感謝の気持ち」を言葉にして去っていく姿は視聴者の心を打つものがある。
自分がいま、ここにあるのは多くの方々の支えがあってのことだと謙虚に受け止めている高校生に頼もしさを感じ、これからの更なる成長に期待するものである。
「人間学を学ぶ月刊誌」致知の9月号の「フォーバル会長:大久保秀夫」氏と「比叡山延歴寺観明院住職:宮本祖豊氏」との対談で以下のやりとりがある。長くなるが引用してまとめたい。
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大久保:実践することは重要です。
ただ、一般的には何でもHow to do、やり方ばかりを求めるんですね。
How to be、どうあるべきか、というあり方は軽視されている。
経営でもどうやって市場を開拓するか、得意先を増やすかということではなくて、
何のために誰のために仕事をしているのかを問うべきです。
そこにいる社員一人ひとりのエネルギーの集合体が企業ですから、そのエネルギー
をどう高めるか。
そのために経営理念や事業の目的をしっかり持って、組織に浸透させていく。 社員、家族、お客様といった身近な人から「ありがとう」と言われるのが一番 うれしいですし、一番心が動くんです。人間の本質は利他の心、人を喜ばせること
だと思います。
いまの世の中は自分さえよければいい、いまだけよければいいと思っている経営者
が多い。それが日々ニュースで目にするような社会問題を起こしている。僕は経営
って縁だと捉えています。人間の営みはすべて縁ですよね。
だから、縁ある人を幸せにするために、企業の商品やサービスが存在している。
皆がもう一回そこの原点に立ち返り、社会に役立つために経営することを一人でも
多くの人にわかってもらいたいと思って、この本を書きました(絶対つぶれない 会社をつくる方法)
宮本 :やっぱりうまくいっている時は大事な根本をつい忘れがちになります。
それを再確認することが非常に大切であり、まさにその本質を押さえてくれる本
だと感じました。
感謝という話がありましたけれども、仏道でも若いころは自分自身の修行が中心に
なります。
ただ、その中で目に見えない部分の神様や仏様のご加護、あるいは両親の応援、 身の回りのお世話をしてくれる人たちが支えてくださっているから修行ができる
のだと少しずつ分かってくる。
そういうことに感謝しなかったら、修行はできませんし、満行もできなかった だろうと思います。
~~~~ 中略 ~~~~~~
大久保:忘れられないのは「親孝行」に関する話です。
というのも、僕は座右の銘が二つあって、一つは「まず動け、道はそこから拓かれ
る」。もう一つは「親孝行」なんです。ですから非常にシンパシーを抱きました。
宮本 :ある会社の社長が入社試験の最後に、「皆さんの中で、これまでお母さんの足を
洗ったことはありますか」と聞いたところ、誰も手が挙がらなかった。
そこで社長は「お母さんの足を洗って、それを報告しに来てください。入社試験は
それで終わりです」と伝える。
ある男子学生は家に帰っていざ母親を前にすると、恥ずかしくてその一言がなかな
か切り出せなかったものの、ようやく意を決して頼んだ。
最初は冷やかされたが、何度もお願いすると渋々承知してくれた。
息子が母親の足を触ると足の裏が非常に荒れていることに気づき、これまで女手 一つで兄と自分を一所懸命育ててくれた日々が走馬灯のように蘇り、「長生きして
ほしい」と感謝を述べる。
それを聞いた母親は思わず胸が詰まり、目から涙が零れ落ちた、と。
後日、その学生が「いままで学校で多くのことを学んできたけど、ただの一度もこ
んな素晴らしい教育を受けてこなった」と社長に報告し、社長もまた「君は決して
一人の力で大人になったのではない。多くの人のおかげでと、感謝できる人間にな
ってほしい」と伝えたそうです。
仏教には多くの教えがありますが、現代の若者に最も刺さりやすいのが「親孝行」
だと思います。私はいつも講演や研修の締めくくりにこの話をしています。
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人は自分ひとりで大人になるものではなく、目に見えるところ、目に見えないところでいろいろな人の世話になりながら生きている。という真実を謙虚に受け止めて、生きるということは、周りの人々に感謝し、その感謝の念を今度は自分が周りの人々に「施していくこと(恩送り)」だと思う。
そういう生き方のできる人が「人間として大きく成長していくのだろう」と思う。
株式会社CSDコンサルタンツ
代表取締役 西里 喜明



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