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【代表メッセージ】人間の成長には何が必要か【人間力向上㊸】

  • 執筆者の写真: 西里喜明
    西里喜明
  • 8月18日
  • 読了時間: 2分

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 「企業は人なり」の言葉に共感し、人材育成に真摯に取り組むも手応えを感じられない現実に頭を悩ませる経営者は多いことだろう。


 そのような中で、「人生は挑戦なり」という古めかしいタイトルの特集を組んだ『致知』9月号。読んでいて、人間が成長することについて参考になる内容がいくつかあった。


 まずは哲学者・思想家として名高い安岡正篤氏の高弟・伊與田覺氏の次の言葉である。

 「西洋の老いは悲惨さがつきまといますが、東洋の老いは人間完成に向けた熟成期なのです。年を取るほど立派になり、息を引き取る時に最も完熟した品格を備える。そういう人生でありたいものです」

 皆がそうなる訳ではないのだろうが、そのような想いで人生に挑戦していく覚悟が必要だ、ということのなのだろう。


 同号に本年6月3日に89歳の天寿を全うした国民的英雄・長嶋茂雄氏についての記事が掲載されている。専属広報として約半世紀にわたり長嶋氏と行動を共にしてきた小俣進氏は「監督はまさに努力、挑戦の人だった」と振り返った。

 どんなに才能・素質に恵まれていても、努力・挑戦を続けなければその才能は開花せず持続しないということだろう。またその努力も並大抵のものでなく、常に自分自身に一定の負荷(現状を超えるための相当の負荷)をかけ続け、耐性を向上させて日々成長していく姿勢が重要であることを感じた。


 「量より質」という言葉があるが、人の成長に関して言えば、ある時期は量をこなすことによって型を身につけ、自分なりの型をつくったのちに、更に磨きをかけ、質の豊かなものを創り出すというのが望ましいと思う。


 自分自身を甘やかすことなく適度な負荷をかけ続け、耐性を強化し、日々成長する自分自身を創り上げよう。


株式会社CSDコンサルタンツ

代表取締役 西里 喜明

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