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【代表メッセージ】経営者の品格向上が社会・企業社会を良くする【理念経営㊼】

  • 執筆者の写真: 西里喜明
    西里喜明
  • 1月13日
  • 読了時間: 2分

 

 新年にあたり、「経営の初心」について考えてみたい。


 その出発点は「何のために経営するのか」という問いではないだろうか。

 経営者自身の夢の実現、周囲の人々を豊かに・幸せにすること、社会課題の解決による社会貢献、人類の進歩への寄与、地球環境の保全など、経営者はそれぞれの想いで事業を始め、あるいは承継していく。


 そうした想いが経営理念として形づくられ、言語化・明文化され、社会や組織に示される。そして、その理念達成に向けて経営活動が推進されていくのである。


 企業が10年、30年、50年、100年と事業を継続することで歴史が紡がれ、良い組織文化が醸成され、事業成果を通じて社会が成長・発展していく。これこそが、望ましい伝統的企業の姿であろう。


 そのような社会に称賛される企業活動がある反面、目を覆いたくなるような、あるいは不信感を抱かせる企業活動が存在するのも現実である。こうした反面教師的な社会の実相を正しい方向へ導くために、何が求められているのだろうか。


 社会に受け入れられる経営理念を掲げ、その実現に向けた人材を育成し、社会の成長・発展に尽くす。そうした経営哲学を持つ経営者を一人でも多く育てていくための社会教育環境の整備が、今こそ必要だと考える。


 経営者は、必ずしも人間力や品格を体系的に学ばずとも、その立場に就くことができる。しかし、これからの社会を善循環へ導き、人類のみならず地球全体をより良くしていくという観点に立てば、経営者の人間力・品格を評価する視点も欠かせない。


 経営者自身の人生観を伴った経営理念を確立し、組織全体に浸透させ、理念達成に向けて全社員が一丸となる経営の仕組みづくりが重要である。

 経営者としての人間教育のバイブルとして、澁澤栄一翁の『論語と算盤』はぜひ一読いただきたい。経営者のみならず、幹部社員にも薦めたい一冊である。


 経営者としての人格陶冶と収益性の確保は、決して矛盾するものではない。

 社会的公器としての企業づくりと、適正な利益を生み出し社会を豊かにする経済社会の実現。その双方を成し遂げられることこそ、経営者の醍醐味であろう。


 今年の干支「丙午」にちなんで、「熱い情熱をもって、積極的な行動力で大願成就」を目指し、大きな成果を勝ち取っていきたいものである。



株式会社CSDコンサルタンツ

代表取締役 西里 喜明

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