

【代表メッセージ】処世術を超えて「徳」を磨く【人間力向上№57】
処世術を超えて「徳」を磨く ~得意淡然・失意泰然という身のこなし~ 勝海舟の座右の銘として知られる「得意淡然(とくいたんぜん)、失意泰然(しついたいぜん)」。 この言葉は、幕末から明治という激動の時代を生き抜き、江戸城無血開城をはじめとする数々の難局を乗り越えた勝海舟ならではの、深くタフな人間性を象徴している。 この言葉の本質的な意味、そして現代を生きる私たちが「人としての生き方」においてどのようにこの知恵を血肉化していくべきか、その内実を深く掘り下げてみたい。 この言葉は、元々は中国の古典(明代の学者・崔銑の『六然訓』など)に見られるもので、文字通りには以下のような意味を持っている。 【得意淡然(とくいたいぜん)】 物事が思い通りに進み、絶頂期にあるとき(得意のとき)こそ、驕らず、執着せず、謙虚に、淡々とした態度でいること。 【失意泰然(しついたいぜん)】 失敗し、逆境に陥り、どん底にあるとき(失意のとき)こそ、慌てず、取り乱さず、ゆったりと落ち着いていること。 人間は良いことがあれば天にも昇るほど喜び、時に傲慢になる時がある。逆に


経営者のための組織づくり 「評価のモノサシ②」
「あいつは頑張っている」の基準、社長と部長でズレていませんか?②
前回コラムで、会社の評価シートに「ミスやクレームが出ないよう、トラブルの未然防止に努めている」という評価項目があった場合の、“具体的評価項目を例示する”と話した。


第4回 良いプロンプトの作り方
~生成AIを使いこなすために、仕事の目的を明確にする~ ChatGPTなどの生成AIを業務で活用する際、重要になるのが「プロンプト」である。プロンプトとは、生成AIに対して入力する指示や質問のことだ。同じ生成AIを使っていても、指示の仕方によって、得られる回答の質や実用性は大きく変わる。 では、良いプロンプトとは何だろうか。 1.良いプロンプトは、良い質問から始まる 生成AIに「売上を増やす方法を教えて」と入力すれば、さまざまな販売促進策が提示されるだろう。しかし、その回答が自社にとって有効であるとは限らない。 例えば、飲食店であれば、客数を増やしたいのか、客単価を上げたいのか、リピーターを増やしたいのかによって、取り組むべき施策は異なる。また、予算や人員、立地条件などによっても、実行可能な方法は変わる。 そこで、「沖縄県内で飲食店を経営している。平日の客数が少なく、売上が伸び悩んでいる。追加の広告費は月3万円以内とし、既存の従業員で実行できる集客施策を5つ提案してほしい」と指示してみる。 このように、背景、課題、制約条件を具体的に伝えることで、



